◇戦争を考える◇

人間の歴史というと「戦争の歴史」と言っても言いすぎではありません。それほど人間は戦うのが好きな生きものなのでしょうか?

確かに「戦争反対」を叫ぶ人は多く、学校でも「みんな仲良くしなさい」と教えられます。
日清・日露の戦いを勝ち抜き、欧米に肩を並べるようになった日本ですが、元首である明治天皇は、次のような歌を歌っています。
「よもの海 みなはらからと 思ふ世に など波風の たちさわぐらむ」
要約すると、「世界の国々は、みんな兄弟だと思っているのに、どうして戦争は起こるんだろう」というような意味です。
先の大戦の一方の当事国である日本ですが、昭和天皇も御前会議でこの歌を朗唱し、「戦いたくないよぉ」って意思表示をしているほどです。
にもかかわらず戦争は起こってしまったし、今も、みんなが戦争はいけないと思っているのに戦争はなくなりません。どうしてでしょうか?

この答えは、どうも自分の心の中にあるようです。
自分の心の中をのぞいても、自分は正しい、あいつが間違っている、あいつが悪い、あいつにだけには負けられない、いつか仕返ししてやる……家庭で、職場で、学校で、仲間内で、こんな心を使ったことはないでしょうか。戦争の火種は、外にあるのでなく、実は自分の心の中にあるようです。

しかし、この問題は、「心を学ぶ」コーナーに譲って、ここでは、戦争の歴史、戦争体験等々、近現代の戦争に関する本を集めています。 もし、この文章に触れた方で、「こんな本を持っているよ」という方、よろしければ寄贈をお願いします。
「この本は絶対に読むべし」、そんな感想も忘れずカードに書いてください。