「僕のなぜ、私のなぜ」
わたしたちは、なぜ、うまれてきたの?

2017年5月5日、発行予定!

どんな本なの? なぜ、つくったの! お父さん、お母さんのなぜ

 


掲載見本/写真ページ




 

この本をつくったのは!

自遊空間ゼロでは、「ボクのなぜ、ワタシのなぜ」(ワタシたちは、なぜ、生まれてきたの?)という本を企画し、小学校高学年~高校生程度の子供たちに、この本の製作に協力してくださるよう呼びかけました。
協力してくださる子供たちには、三通の簡易郵便封筒を送りました。封筒と便せんが一緒になった優れもので、この封筒の裏に直接手紙を書き、ポストに投函するだけで、こちらへ届くという便利なモノです。
この封筒に、次のようなことを書いてほしいと、子供たちにお願いしました。

① まず最初の封筒には、自分が感じている「なぜ」を、どんどん書き出して送ってください。箇条書き、殴り書き、どんな形でもかまいません。

② 次の封筒には、たくさんの「なぜ」の中から、自分にとって最も重要な「なぜ」を一つ選び出し、書いてください。今の自分にとって、それが自分の人生の大切なキーワードと思えるモノ。これを一つ選び出して送ってください。

③ つぎの封筒には、なぜ、それを選んだのか、自分に問いかけて、自分の今の生活や背景も含めて書いてみてください。
自分が、自分自身のインタビューアーになって、自分に取材し、自分に問いかけた結果を書いて送ってください。

いただいた手紙を元に、「人間の子供たち」を「イルカの子供たち」に変え、ストーリー性のある、かわいい子供向き絵本に仕上げました。

大人たちにとっては、成長するにつれ忘れていく、自分の中の大切な「なぜ」を思い出すきっかけになれば、また子供たちにとっては、自分の中に芽生えた大切な「なぜ」を、本当の自分を知る大事なヒントとして、忘れず持ち続けてほしい、そんな一冊になればと思っています。


 

お父さん、お母さんが、子供の頃に思った「なぜ」


 

物心ついた頃から、なぜか 「悲しい」「寂しい」「死にたい」 と思っていました。
自分がこんなふうに思うのは、自分の生まれた土地、家庭環境のせいだと思っていました。
だから私は遠くヘ行きたかった。この寒くて閉鎖的な岩手を離れて、暖かい土地へ行き、一人で自由に生きたかった。


自分が死んだ後どうなるのか?
死んでから地獄ヘ行くのは嫌だから、いい人になろうと思っていました。


小さい頃、「何か間違っている、このまま毎日を何となく過ごしていいのだろうか』と思っていた。それはどうしてなのだろうか」


なぜこんな喧嘩ばかりする両親のもとに産まれてきたのか?


いじめられたら、どうしたらいい?


何をしても、どこかつまらないと心から喜べないのは、なぜか?


なぜ、お母さんの手をにぎると安心するのだろうか?


なぜ、このお母さんから生まれてきたのか?


小さい頃から苦手なものが多かった。
高いところ、速いもの、暗い場所、狭い場所、 尖んがったもの……'呼吸困難になるくらい怖かった。
尖んがったものを見たら目が痛くなる。高いところに行くとめまいがして狂いそうになる。
何でこんなに嫌いなのか、苦手なのか分からない。


幸せって、どこにぁるの? どうして寂しいの?


小学校の5年生くらいまで大変敏感でいろんなものが見えたり聞こえたりしました。
そんな中で「人間は死んだらどうなるのだろうか?」といつも考え、夜も寝れないくらいでした。
ある時お母さんに、この質問をしたら「分からないのでお父さんに聞いてごらん。」と言われました。
父は 「死んだら、すベて終わりや、無の世界や。 」と言われ、すごくショックをうけました。


親には、お箸の持ち方やあいさつ、マナーを教えられてきたけれど、心の中は、教えられなくても考えたり、思ったりする自分がいる。これってなんだろう


なんで生まれてきたんだろう。
いっぱいいろんな人がいて、毎日生まれてくる人もいれば死んでいく人もいる。
その中で自分はどうして、なんのためにいるのかなとよく考えていた。


自分が死んだらどうなるんだろう、いなくなっても世界は何事もなかったように過ぎていくんだろうな。
そしたら、なんのために私は生まれてきたんだろう。
考えても分からなかったし、お母さんに聞いてもすっきりとした答えはもらえなかった。
だんだんその疑問も自分の中で薄れていった。


子供の頃、図鑑で宇宙の写真を見るのが好きだった。
星や宇宙の写真を見て、宇宙の果てを思う と、気が遠くなりそだった。